熱狂企業を生むチームビルディング バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/02/22(木) 09:20 | 自分の思い込みに気づく「吹き出し」 |
強みを活かして熱狂を生む!
チームビルディングコンサルタントの佐藤文隆です。
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昨日は自分のメンタルモデルを確認するための
「推論のはしご」という考えをお伝えしました。
経験を重ねていくうちに
はしごを2段、3段跳びでのぼり
判断し行動をしていくようになります。
これが思い込みやバイアスになります。
こういった思い込みやバイアスに
対処するためにはどうしたらよいでしょうか?
まずは「気づく」ことです。
気づくことは学びの起点となります。
当たり前じゃねーか!ってことなんですが
実際には気づく前に行動しているケースが多いです。
コーチングや対話の場面では
たびたび「自分の思い込みに気づきました」と
自分一人ではなかなかできないもんです。
気づくための手段の一つとして
「吹き出しをつける」ということがあります。
例えば会社の会議の場面で
<実際の会話>
開発担当Aさん「もっとコストをかけないと良い車はできません!」
財務担当Bさん「コストはかけられません!」
開発担当Aさん「・・・」
実際の言葉の裏にある発言者の想いを吹き出しで表します。
<吹き出しの言葉>
開発担当Aさん「海外高級車に対抗するにはパーツや性能の向上が必要だろう」
財務担当Bさん「開発担当者はコストのことなんか何も考えてない」
「自分たちで作ると言った車も作れやしない」
「コストを抑える発想もありゃしない」
開発担当Aさん「財務の奴らはどうやって車をつくるなんて
わかっちゃいないし、わかろうともしない」
「彼らは数字さえ合わせればいいと思っている!」
こうやってみるとそれぞれに
「自分の意見が正しい」
「相手の意見は間違っている」
という前提が見てとれます。
さらに言えば具体的な状況に関する判断というよりかは
「開発担当者は~」「財務部門は~」という
カテゴリーで判断していることもわかります。
このように発言の背景について深堀りすることで
どんな前提、思い込みがあるかがわかることがあります。
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