熱狂企業を生むチームビルディング バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2025/11/18(火) 14:10 | なぜいくら話しても通じないのか |
強みを活かして熱狂を生む!
チームビルディングコンサルタントの佐藤文隆です。
本メルマガでは小が大に勝つ!組織マネジメントのヒントを毎日配
今日も水曜日のダウンタウンで放送された
声が使えない人(クロちゃん)と
視覚が使えない人(濱田祐太郎さん)との
やりとりについてお伝えします。
ずっとこのテーマですが
それぐらい多くの学びがあるということです。
コミュニケーションが噛み合わない理由の一つに
「言葉の問題」ではなく「前提のズレ」があります。
人はそれぞれ違う情報・背景・経験・状況を持っており、
同じ言葉でも、全く違う意味に受け取ることがある。
この「前提のズレ」によって、会話は簡単に成立しなくなります。
クロちゃんと濱田さんのやりとりは
その典型例でした。
■濱田さんの前提
-
これから来る人は声を出せない ことだけ知っている
-
誰が来るのかは知らない(クロちゃんとは知らない)
-
どういう事情で声が出ないのかも知らない
-
どの程度の声が出ないのかも不明
■クロちゃんの前提
-
濱田さんは視覚障害がある
-
だからジェスチャーは見えない
-
表情も見えない
-
カンペも読めない
両者の前提が合ってないまま進むと
会話は永遠に嚙み合いません。
組織でも「目的」や「判断基準」が
共有されてない状態で議論するとずっと平行線になります。
さらに部署や立場でも前提が違います。
・上司は「全体最適の観点」で話す
・現場は「今日明日の業務」で判断する
・経理は「数字の整合性」を重視
・営業は「顧客の満足」を重視
・製造は「安全・品質・手順」を優先
クロちゃんと濱田さんの場面でも
ある瞬間から急に会話がスムーズになります。
それは
YESやNOを机で叩いて伝える
背中に文字を書く
といった共通ルールができたときです。
組織でも
目的や優先順位、制約、判断基準がそろってくると
コミュニケーションは驚くほどスムーズになります。
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